こんにちはhamuwoです!
「競馬に興味があるけど、楽しみ方が分からない」「行ってみたいけど楽しめるかどうか不安」という方に向けて、競馬場での楽しみ方をお伝えします!
わたしは東京や阪神競馬場に5回ほど行ったことがあります。脱初心者をしたばかりですが、その分、初心者の方に向けて伝わりやすくまとめられればと思います。
わたしは初めて競馬場に行こうと思ったとき、このように思っていました。
- めちゃくちゃお金かからない?
- 馬のことなんて分からないけど大丈夫?
- 馬券ってどうやって買うの?
- 何を持っていったらいいの?
分からないことだらけですね(笑)
しかし、大丈夫です!
競馬はまったくの初心者でも、安価で長時間楽しむことができる娯楽です。
競馬場はぜんぜん賭博場的な雰囲気もありませんし、ファミリーも多いです。遊び方もシンプルで分かりやすいんですよね。
今回は、「わたしと同じような疑問を持つ、初心者でも競馬は楽しめる」ということをお伝えできればと思います!
目次
初心者の競馬の楽しみ方!知らなきゃ損!実は格安の娯楽!?
競馬は1レース最低100円から賭けられて、30分ほどワクワクドキドキ楽しむことができます。
わたしが知る限りで、これ以上安く長く遊べる娯楽は他に存在しないと思います!(あったら教えて下さい。笑)
それではまず、「最低限これを知っていれば競馬が遊べる!」という内容について解説していきます。
競馬場へ行く準備・楽しみ方
競馬場に行くという流れで、初心者の方が分からないことも一緒にお伝えしていきます。
競馬初心者が分からないこと
- 必要な持ち物
- いつ行けばいいか
- 何時ごろに行くのがいいか
- 競馬場に行って何をしたらいいか
- 馬券の買い方について
1.必要な持ち物
競馬に必要な持ち物は3つだけです。
競馬に必要な持ち物
- お金
- ボールペン
- 楽しもうという気持ち
ここに記載していませんが、競馬を楽しむなら競馬新聞もあるといいです。
しかし、競馬新聞は会場で買えばいいので「4.競馬場に行って何をしたらいいか」の項で解説しますね。
お金
「遊ぶ」という目的で競馬場に行くなら、4000円あれば大丈夫です。(交通費は除きます)
内訳はこのような感じです。
- 入場料 200円
- 12レース×最低額100円 = 1200円
- 競馬新聞 150円~500円
- 飲食費 700円~1500円
この内訳と、レースによっては100円以上賭けたりするときもあるので、だいたい4000円ぐらいというイメージです。
「これより安く抑えたい!」という場合は、安めの競馬新聞を買ったり、飲食物を買って持ち込むといいですね。
逆に、「会場内でアルコールを飲みたい!」「高い飯を食べたい!」という人は、もう少し多めに持っていくといいでしょう。
ボールペン
馬券を購入するためのマークシート記入で使用します。
競馬場でも売っていますが、比較的値段は高めです。欲しいデザインがあるなど以外は、持っていくことをおすすめします。
邪魔でなければ色付きのマークペンなどもあってよいかと思います。のちに購入する競馬新聞に目印などをつけやすくなります。
楽しもうという気持ち
競馬に行く人は、誰もが「勝ちたい」と思っています。
しかし、初心者は楽しむという気持ちも忘れないで下さい。
前提として知っておいて頂きたいのですが、競馬で利益を得ることは基本的に難しいです。
ちょっとリアルで嫌な話ですが、競馬の還元率は70%~80%です。つまり、1000円使うと700円~800円返ってくるギャンブルだということですね。
「持ち金の3割ほどを使って遊びに行くんだ」という気持ちで行くのが、楽しむという目的的にはいいと思います。もちろん、それ以上負けることは普通にあるので、賭けすぎないように注意しましょう(笑)
2.いつ行けばいいか
せっかく競馬場に行くのですから、盛り上がる時がいいですよね。
競馬の競争にはグレードがあり、一番格上なのがGⅠというグレードです。GⅠレースというだけでも盛り上がるのですが、この中でも特に盛り上がる、八大競争というレースがあります。
競馬八大競争
- 桜花賞
- 皐月賞
- オークス
- 日本ダービー
- 菊花賞
- 天皇賞(春)
- 天皇賞(秋)
- 有馬記念
競馬をあまり知らないという方でも、日本ダービーや有馬記念はテレビなどで聞いたことがあるかと思います。
やっぱりこの八大競争は盛り上がります。わたしは日本ダービーに2回ほど行ったことがありますが、2回とも入場者11万人越えでした。東京ドーム満員で約4万5千人ほどですので、その2倍以上ですね(笑) とてつもない規模だということが伝わるかと思います。
八大競争の開催場所と時期をまとめます。
春(4月~5月)
- 桜花賞・・・阪神競馬場
- 皐月賞・・・中山競馬場
- 天皇賞(春)・・・京都競馬場
- オークス・・・東京競馬場
- 日本ダービー・・・東京競馬場
※日本ダービーは6月に開催されることもあります。
秋(10月)
- 菊花賞・・・京都競馬場
- 天皇賞(秋)・・・東京競馬場
冬(12月)
- 有馬記念・・・中山競馬場
「混んでるのは嫌だな~」「場所や時期などの都合がつかない!」という場合は、他のGⅠレースでもいいですね!
3.何時ごろに行ったらいいか
結論は以下のようになります。
絶対椅子に座りたい | 9時(開門)より前 |
1日中楽しみたい | 9時30分 |
朝はもっと寝たい | 12時頃 |
メインレースだけ見たい | 15時00分 |
競馬場には大量の座席が用意されていますが、大きなイベントがある時だと開門時直後に満席になります。椅子に座りたいという場合は、開門の9時までに並んでいるといいですね。
最初のレースが始まるのは10時前後ですので、一日中楽しむなら9時30分頃には競馬場に着いているのがいいでしょう。
「朝早いのはちょっと…」という方は、もう少し後の午前中か、第4レース後の12時頃から昼休憩に入るので、そのタイミングで来るのもよいかと思います。
1日で一番メインは11レースで、15時半ごろに開始します。一番会場が盛り上がるタイミングですので、それまでには気持ちを温めておきたいですね。
4.競馬場に行って何をしたらいいか
競馬場はとっても広いです!晴れた日にレース場に敷かれた芝を見に行くだけでも爽快な気分になりますね!そんな広い競馬場をながめて、気持ちよさに浸っていてもいいのですが、競馬場に来たからには「まずは馬や会場の雰囲気を見たい!」「早速レースに参加したい!」という方が多いと思います。
向かう場所のパターンは2つです。
- 「最初は様子見」という方は、パドックかレース場へ
- 「早く賭けよう!」という方は、情報収集のために競馬新聞を購入
それぞれ解説していきますね。
競馬場のパドックとレース場
まずは様子見として、走る馬や走る前の馬を見に行きましょう!
「ところで、パドックって何?」という方もいらっしゃるかと思いますので、簡単に説明すると馬を紹介する場所です↓
これからレースを走る馬が、小さいトラックをグルグルと歩いているのをながめることができます。(テレビでも映る場所なので、見たことがあるかもしれません)
競馬場ではレースの準備状況によって、以下のように状況が分かれています。
レースの準備状況
- パドックで馬の紹介
- 馬券を買う(馬の移動時間)
- レースが行われる
「パドックとレース場がどっちか分からない!」という場合は、今馬がいる方向へ多くの人が動くので、人の流れがある方へ移動するといいですね!
パドックで紹介された馬は、しばらく経つとレース場に出てきます。走っている様子を間近で見ると中々の迫力ですので、早めに場所を確保しておきましょう!
情報収集のために競馬新聞を購入する
「早く馬券を買いたい!」という気持ちは分かりますが、丸腰だと圧倒的に情報不足なので、競馬新聞を購入しましょう。
「馬のことなんて全然分からない」という問題は、競馬新聞がすべて解消してくれます。
競馬新聞で注目したいのは、競馬のプロの予想を見られることですね。
「この馬は芝が得意で距離的も合っているし、仕上がりもよいのでチャンスはある」といった予想を見ると、何となく馬を知った気になれるのが競馬新聞の良いところです。競馬をするなら必須のアイテムですね!
当日のコンビニや競馬場付近の駅でも売っていることがあるので、そこで購入してもいいでしょう。
価格は150円~500円ほどです。スポーツ新聞や競馬に特化した新聞などで価格に差が出ます。安価なものでもよいですが、スポーツ新聞などは情報量は少なくなります。とはいえ、スポーツ新聞もプロの予想などは掲載されているので、お財布と相談ですね。
競馬新聞とペンを持ったら準備完了です!これで馬券を買いに行くことができます。
5.馬券の買い方について(初心者におすすめの買い方)
競馬新聞も手に入れて、何となくこの馬が勝ちそうかな?と思ったら馬券を購入してみましょう!
馬券を購入する方法はこのような流れになります。
馬券を購入する流れ
- マークシートに予想を記入する
- 読み取り機にお金を入れる
- マークシートを読み取り機に入れる
- 馬券発行
この流れの中で、一番困るのはマークシートの記入の仕方だと思います。まずはそちらをピックアップして解説していきます。
マークシートにはいくつか種類がありますが、基本的には緑色の「ライトカード」と呼ばれるマークシートを利用するといいです。ライトカードは大きい文字と必要最低限な情報で分かりやすく、記入しやすいカードになっています。競馬場にはマークシートはあちこちにあるので、探さなくても簡単に見つけられるでしょう。
購入できる馬券にはいくつかの種類があります。
- 単勝
- 複勝
- 馬単
- 馬連
- 3連単
- 3連複
- 枠連
- ワイド
うーん、何が何だか分かりませんね(笑)
初心者におすすめの馬券は、単勝と複勝です。最低限この2つを覚えれば大丈夫ですね!
単勝は1番になる馬を当てる。複勝は1~3番に入る馬を当てる馬券です。単勝や複勝を購入するときはこのように記入します。
阪神競馬場 第4レース 単勝で2番の馬に100円を賭ける
東京競馬場 第1レース 複勝で7番の馬に100円を賭ける
記入が済んだら、競馬場のあらゆるところに券売機があるので、そこにお金とマークシートを入れて購入完了です!
ちなみに、券売機の横には払い戻し機が設置されていて間違えやすいです。黄色い印が付いた機械は券売機ではなく払い戻し機だと覚えておくといいですね!
レースで的中して、払い戻しが可能になったら黄色い払い戻し機に的中馬券を入れてみましょう。
一応他の買い方もご紹介しておきますね。
単とか連とかややこしいのですが、このポイントを押さえればすべて理解できるようになります。
馬券の種類を理解するポイント
- 名前の最後に「単」と付いているものは、馬の順位を当てる。
- 名前の最後に「連」や「複」と付いているものは、順不同で上位を当てる。
たとえば、「馬単」と「馬連」があります。
どちらも2頭の馬を選ぶ馬券ですが、「馬単」は1着になる馬と、2着になる馬をそれぞれ当てます。これが「馬連」になると、1着2着に入る馬を選び、どちらが1着2着でも当たり。ということになります。
3連単や3連複も、1着~3着と幅が広がるだけで、同じ流れですね。枠連も同様に、1着か2着になる馬がいる枠を2つ当てます。
ワイドだけがやや特殊で、3着以内に入る馬を2頭当てます。
ですが、「単」「連」「複」はお気付きの通り、的中させるのはかなり難しいです。
初心者で、「まずは少額でも勝ってみたい!」という方には単勝・複勝がおすすめですね。
ちなみに、単勝と複勝を合わせた、応援馬券と呼ばれる馬券もあります。応援馬券という馬券は売っておらず、1頭の単勝と複勝を同時に購入することで発行されます。
大一番の勝負で「こいつしかいない!」という場面で、利用してみてはいかがでしょうか?
初心者が思う競馬への不安
ここまで競馬の楽しみ方についてお伝えしてきましたが、雰囲気は分からないかと思いますので、こういった不安もあるかと思います。
注意ポイント
- 競馬って安く賭けても楽しめるの?
- 競馬場って荒れた雰囲気じゃない?
- 競馬場に家族や子どもを連れて行ってもいいの?
- 競馬場にデートで行ってもいいの?
先にお伝えすると、オールOKです。(連れが嫌がったら別ですが。笑)
それぞれ解説していきます。
競馬って安く賭けても楽しめるの?
何も賭けていないより、100円賭けるだけでも圧倒的に気持ちが違いますが、「安いと気持ちが乗りきらないのでは?」と感じた方もいらっしゃるかと思います。ですが、大丈夫です。
なぜなら、あなた以上に賭けた人が会場を盛り上げてくれるからです(笑)
最初は少し怖いかもしれませんが、馬がレース場のコーナーを曲がった辺りで、スタンドから「いけー!刺せー!!」「叩けーー!!」という声が飛び交います(笑)
そういった人達と一緒になると、自分が賭けたのは100円でも、他の人の掛け金と気持ちが上乗せされているような感覚になります。
ですので、賭けた金額が安くても、場の雰囲気で盛り上がることができますね!
競馬場って荒れた雰囲気じゃない?
一度行くと驚くと思います。競馬場は超綺麗です(笑)
わたしの体感で言うと、ディズニーランド以上、結婚式場以下ぐらいに綺麗です。(昼ご飯後は少し荒れますが)
競馬場の綺麗さにJRA(日本中央競馬協会)の資金力を感じますね…(笑)
また、「暴力的なおじさんが多そう…」と思われる方もいるかもしれませんが、わたしが見る限りそういう人は見かけたことはないですね。ヒートアップして荒い掛け声は飛び交うことはありますが、酔っ払いがフラフラしている…みたいな現場はあまり見たことがありません。
過去に一度だけ酔っ払いかどうか分かりませんが、体調不良で人が倒れた現場を見たことがありました。しかし、すぐ大勢のスタッフがやってきてバリケードを作り、担架で運ばれて行きました。かなり管理の目を光らせているのでしょう(笑)
そういった点では大丈夫だと思いますが、競馬場ではあちこちに新聞を敷いて地べたに座っている人ばかりですので、抵抗がある人は少し注意が必要です。
競馬場に家族や子どもを連れて行ってもいいか?
ギャンブルをする場なので、先入観があるかもしれませんが、ファミリー視点で見ると競馬場は小さな牧場です。
東京競馬場などは遊具も豊富ですし、戦隊や仮面ライダーやプリキュアが来ると知ったときはわたしも驚きましたね(笑)
また、競馬場に大きなイベントがあるときは、会場内でグルメフェアなどをやっていたりするので、そういった面でも楽しめるかと思います。
実際に行ってみると、お父さんは競馬をして子どもは遊んでいるという場面もよく見かけます。「子どもをほったらかして競馬ってどうなの?」と思った方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、子どもは広い敷地で思いっきり走り回れたり、遊ぶ遊具もあるので楽しそうに遊んでいます。すぐ側に道路があるような公園と比べても比較的安全なので、放ったらかしは駄目ですが、見ていてあまり悪い気はしないですね。
競馬場にデートで行ってもいいの?
まず、抵抗がある人もいるので、行けるかどうかは相手次第です(笑)
ですが、強引に連れて行ったりしない限り、行って楽しめないことはないと思います。
前述の通り、初心者で知識がなくても、競馬新聞で情報収集することはできるので、何となく知った気になれて楽しめます。
競馬は人数が多い分だけ、勝った負けたで一喜一憂できるので、デートに限らず大人数で行っても楽しいですね!
ただ、あまりのビッグイベントで行くと、十数万人ほどの人が押し寄せます。人込みが苦手という場合は、GⅠなどの大きなレースは避けた方がよいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あらためてお伝えすると、競馬はまったくの初心者でも、安価で長時間楽しむことができる娯楽です。
おじさんだらけのイメージがあるかと思いますが、競馬場に行ってみると意外と若いグループや家族連れも多かったりします。
十数万人が集まって、1つのことに熱中するというのはかなり特別で楽しい体験なので、ぜひ先入観を持たず、楽しんで頂けると嬉しいです!