「近所の犬がうるさい!」「犬を放置してずっと鳴いている」という、犬の騒音問題で困っている方に向けて対応方法をまとめます。
わたしも最近、犬の騒音問題で対応することがあったので、少しでも参考になれば幸いです。
犬の騒音問題は保健所に相談!緊急時は警察へ通報!
「保健所…?殺処分とかされない?」と思った方、安心して下さい。
確かに保健所は殺処分する場所というイメージがありますが、騒がしい動物を狩りに行く訳ではありません。
動物管理の相談などもしっかり請け負っているので、不安にならなくても大丈夫です!
電話をかける保健所ですが、市や区ごとに保健所がある場合が多いので、県や市の公式ページから調べると良いでしょう。
わたしの場合渋谷区だったのですが、渋谷区保健所というものが見当たらず、渋谷区役所に電話をかけて、そこから経由してつないでいただきました。
直接言いに行くとトラブルになる可能性があるので、必ず第三者(保健所や警察)を立てましょう。
保健所へ連絡するパターン
緊急性がない限り、基本的には保健所へ連絡しましょう。
保健所に電話をして聞かれたことは、場所・時間・犬種の3つでした。
(犬種は外出先で遭遇した場合のみかもしれません)
それらを伝えると、保健所の方が現地までおもむいて、飼い主に注意して下さるそうです。
もちろん保健所の方が言って直れば良いのですが、犬も生き物であり、飼い主である人間を隔てて接しなくてはいけないので対応が難しいです。
飼い主自身が犬との関わり方を考え直す必要があるので、どうしても外から出来ることは少なくなってしまいますね。
警察へ連絡するパターン
「うるさくて眠れない!」というように、緊急性を要する場合は110へ通報しても良いでしょう。
こちらは警察の方がすぐに出向いて注意してくれます。
場合によっては同席を求められるようですので、連絡する際にしっかり確認しておくといいと思います。
しかし、こちらも飼い主に行動を委ねることになり、すぐ解決するとは限りませんので、理解した上で通報しましょう。
深刻化したパターン
わたしの経験したパターンでは、勤務先近くに飼い主が犬を連れてきて、電柱や柵にくくりつけてどこかへ行ってしまって、ずっと鳴いているという状況でした。
しばらくすると連れて帰るようなのですが、それがほぼ毎日続きます。
保健所へ電話した時には、すでに同様の連絡が他にもあったようで、過去に保健所の方が行って注意しているとのことでした。
しかし、飼い主が聞く耳を持たなかったようで、問題は続きます。
問題が深刻化してくると、保健所は警察と連携するようです。
警察官が出向いて飼い主と話をしたようですが、それでも改善しません…(どんだけすごいの)
そこまでの流れを聞いた上で、保健所の方から「次に発生した場合は110に連絡して欲しい」と伝えられました。
通報が複数集まると警察も動けるようで、連絡・通報を集めているようです。
ちなみに、行くところまで行くと賠償請求などもできるようです。
でも、求めているのはそこではないんですよね…。
犬の騒音問題について まとめ
犬の騒音問題は、犬のせいではありません。
家でも外でも、犬が鳴かないといけない状況を作った飼い主に落ち度があります。
飼う上での責任や管理が出来ないのであれば、そもそも飼うべきではないんです。
わたしたちは通報することで、飼い主に行動をうながすことはできますが、飼い犬に対してしてあげられることは何もないのです。
正しい知識を持とうと、飼い方の改善を考えられる人が、少しでも増える事を願います。