こんにちはhamuwoです!
わたしは、高校1年から3年まで、とあるホテルで客室清掃のバイトをしていました。
そんなわたしが「ホテルの清掃バイトってきつい?」「どんな仕事するの?」といった疑問に答えていきます!
ちなみに、わたしがバイトしていたのはラブホテルではありません(笑)
ファミリーからカップルまで、幅広く泊まれるホテルを想像して頂けると幸いです。
結論からお伝えすると、わたしが体験した仕事内容は主に3つです。
- 客室清掃
- バスルーム清掃
- ベッドメイク
客室やバスルームの清掃は比較的簡単で、ベッドメイクはやや体力を使う仕事になります。
バス清掃やベッドメイクで腰を使うことが多いので、痛みを訴えている人は多かったですね。
ここまで読んで「うーん、ホテル清掃はきつそうだな…」と思った方、少し待って下さい。
きつそうなイメージのあるホテルの清掃バイトですが、実は気楽でやりがいがあって、面白いバイトでもあります。
理由は以下の通りです。
気楽でやりがいがあって面白い理由
- お客さんや職場の人と接する機会が少ない
- 良い景色を眺めながらランチが楽しめる
- 立ち回りを工夫すると誰でもできるようになっていく
- 滞在部屋が個性的
他人との接触が少ないので、人付き合いを気にすることもありません。
また、誰でもポイントを押さえることで、どんどん効率よくできるようになります。やりがいの幅があるのも良い点ですね。
さらに、外出したお客さんが帰ってくる滞在部屋には色んな荷物が残っていて、どうしても目に入るのですが、個性的で面白いです。
そんなホテル清掃バイトの内容と、良さについてお伝えしていきます!
目次
ホテルの清掃バイトはきつい?実際に働いた体験談!
あらためてお伝えしますと、ホテル清掃はきついですが、気楽でやりがいがあって、面白いバイトです。
基本的な仕事としては、シーツやタオルなどが搭載された清掃ワゴンを拠点に、順番に部屋を清掃していきます。
まずは、仕事内容についてまとめていきます!
1.客室清掃について
一概に客室清掃と言っても、やることはいくつかあります。
- ゴミの回収
- 忘れ物確認
- 備品整理とアメニティの補充
- 掃除機をかける
- (ベッドメイク)
ベッドメイクを除くと、ほぼ部屋の掃除です。
ペットボトルやケーキの箱など、持ち込みも多いので、分別して袋に入れていく作業が主になります。
ゴミが多い時はゴミ箱にかけられているビニール袋ごと取りますが、少ないときは素手で中身だけガッと行きます。
最初は抵抗がありましたが、すぐ手を洗えますし、慣れてくると何も感じなくなります。
中には、得体の知れないものが捨てられている可能性があるので、中身はあまり確認せず捨てていましたね(ダブルベッドの部屋などは想定できるので…笑)
忘れ物は、布団の中やベッドの下など靴下が残っていることが多いので確認します。
次いで、下着の忘れ物もたまーにありますが、3年で1,2回ほどでしょうか?結構少ないです。
備品はそれぞれの定位置があるので、その位置に戻します。
お茶や客室用スリッパなどのアメニティは、足りなくなっていたときに補充します。
後述のバスルームにもアメニティがあるので、合わせて記憶して一度に準備できると効率的です。
最後に掃除機をかけて完成です!
ベッドメイクも、ある意味客室清掃ですが、長くなるので後述します。
2.バスルーム清掃について
バスルームにトイレがあることが多いので、トイレ掃除も含まれます。やることは3つです。
- バス掃除
- トイレ掃除
- タオル・アメニティ補充
バスやトイレ掃除と聞いて、「大変そうだな…」と思った方もいらっしゃるかと思いますが、これは意外と楽ですね。何故かと言うと、毎日掃除しているので、汚れが少ないからです。
バスは手でこすって確認して、汚れているところを重点的に洗えばOKですし、トイレはほぼ汚れていませんので満遍なく洗うのみです。
バスは水跡が残らないように、バスタオルで水を拭き取って完成です。
このとき、自分の髪の毛がバスルームに残らないように注意深く見ておきます。
タオル・アメニティ補充は文字通りの内容ですが、前述の室内のアメニティや、ベッドシーツなどをワゴンから運ぶのがやや大変です。
ここを効率よくできると、どんどん数をこなしていけるようになります。
3.ベッドメイクについて
ベッドメイクは力仕事になります。
まず、頭側に回り込めるようにするために、ベッドを引き出したり戻したりします。これを何度もやるのが、もうしんどいしんどい(笑)
ベッドメイク自体は慣れが必要です。
最初はシーツを伸ばそうとしても上手く空気が入らなかったり、シワが残ったりします。
それでも、綺麗にできた時は写真でも撮りたいぐらいの気分になります(笑)
バスルームなどと比較して大変ではありますが、その分やりがいがあるのも特徴です。
ベッドメイクは力仕事でもありますが、布を擦ると手の水分が取られていくので、ささくれやすいです。
わたしの場合は、爪の付け根にテーピングしてからベッドメイクしてましたね(笑)
ホテル清掃のバイトが良いと思うポイント
ホテル清掃の「気楽でやりがいがあって、面白いバイト」という理由を深掘っていきます。
気楽でやりがいがあって面白い理由
- お客さんや職場の人と接する機会が少ない
- 良い景色を眺めながらランチが楽しめる
- 立ち回りを工夫すると誰でもできるようになっていく
- 滞在部屋が個性的
お客さんや職場の人と接する機会が少ない
ホテル清掃のバイトは、お客さんと接する機会はほぼないので、気を使う必要がありません。
あるとしても、廊下ですれ違って「ありがとうございましたー」と言うぐらいですね。
かなり稀な例として、滞在部屋の清掃中に、お客さんが帰ってくるということがあります。
一瞬、泥棒現場を目撃されたような雰囲気になるので、めちゃくちゃ気まずいです(笑)
その後、お客さんに見られながらベッドメイクをすることになるので、かなり緊張しますが、3年に2度ぐらいしか無かったですね。
また、職場の人と接する機会もほぼ無いです。
あるとしても、チーフや階のリーダーと少し話すぐらいでしょうか。
基本的には部屋の清掃チェックボードがあったので、そちらで意思疎通する形でした。
良い景色を眺めながらランチが楽しめる
わたしの職場は部屋数も多かったので、昼以降も仕事を続けます。
昼になると持ち込んだおにぎりなどを食べるのですが、清掃されていない部屋で食べてOKだったんですよね。
最上階のVIPルームで景色を眺めながらランチなんて、もう本当最高でした。
厳密に昼食時間なども決められていなかったので、マイペースで気楽に食べていましたね。
客室で食べることになるかは、ホテルの環境によるところが大きいです。
立ち回りを工夫すると誰でもできるようになっていく
客室清掃・バスルーム清掃・ベッドメイクなど、単調な作業に思われがちですが、立ち回りを工夫するとどんどん効率よく出来るようになっていきます。
例えば、ベッドメイク1つを取っても、これだけ考えることがあります。
- 4方のどこから回ればいいか
- シーツと布団カバーを同時にセットできないか
- 複数ベッドがある場合同時にやったほうが効率的か
自分の考えや立ち回り次第で、成果を伸ばせるのでやりがいがあります。
また、ベッドメイクに必要な、シーツ・布団カバー・ピローケース。
客室清掃に必要な、お茶・スリッパ。
バス清掃に必要な、歯ブラシ・タオル一式。
などなど、あらかじめ部屋で確認しておき、まとめてそれを取りに行くなど、記憶力テスト的な作業を楽しむことも出来ますね。
わたしは1日に最大25部屋ぐらい清掃したことがありますが、すごい人だと40部屋行ったりすることもあるので、自分の行動や考え方次第で、やりがいを感じられる仕事だと思います。
滞在部屋が個性的
「やりがいがあるかもしれない。でも毎日同じ事の繰り返しなんでしょう?」と思った方もいらっしゃるかと思います。
確かに、毎日やることは同じですし、人との関わりも少ないので、コミュニケーション的な楽しさも少ないかもしれません。
しかし、ホテルにやってくる人の国籍や構成は様々で、色んな物を持ち込んで来ます。
外出してお客さんが戻ってくる滞在部屋の清掃に入ることもあるので、そういったものを目にする機会があるのは中々面白いです。
当たり前ですが、荷物の中を見たりはしません。
しかし、置いていたりするものはどうしても目に入ってしまいます。
例えば、外国のお菓子や衣服。
下着やコンドームなどが置いてある事も多かったので、「これ、未成年がやっていいバイトなのか…?」とよく思っていましたね(笑)
それだけなら良いのですが、悪い意味で、もっとヤバイ部屋もありました。
締め切ったカーテンと窓。部屋は真っ暗で、得体の知れない異臭がする部屋。
部屋に入った瞬間、全身に鳥肌が立ち「ヤバイ!!」と危機感を感じて、部屋から出てしまいました。
意を決して、息を止めながら部屋に突入して、窓を開けて即Uターン!
換気が済んだ後に清掃はしましたが、あの部屋に何があったのかは未だに不明です(多分ヤバイ薬関係の臭い?)
良くも悪くも、色んな意味で刺激があるバイトです…(笑)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ホテル清掃と言っても、客室清掃・バスルーム清掃・ベッドメイクなど、やることはいくつかあります。
とはいえ、全部やらないといけない訳ではなかったです。
わたしの職場では、女性はバス清掃、男性はベッドメイクがメインというように、主な担当が違ったりしていました。
「力仕事はちょっと…」という方も確認してみてはいかがでしょうか?
何度もお伝えしていますが、ホテル清掃のバイトは、気楽でやりがいがあって、面白いバイトです。
色んな人が泊まるホテルですので、色んな発見があります。
そういったアクセントも含めて、わたしは楽しみながらホテル清掃のバイトをしていましたね。