こんにちはhamuwoです!
「今度海外に行くんだけどスリが起きるらしい」「スリに合わないようにどうしたらいいの?」という方に向けて、絶対に荷物を守る方法をまとめていきます。
わたしは過去に、イタリア、ドイツ、イギリス、フランス、スイス、イギリス、アメリカ西海岸、中国などに行ったことがあります。日本語が話せないという状況で、1人で観光地を歩き周った経験があるので参考になれば幸いです。
結論を先にお伝えしますと、スリ対策として有効なのは、カバンの管理と立ち回りです。荷物を守りやすいカバン、体勢、動き方などをスポットごとに解説していきます。
せっかく観光に行ったのに、スリに合ったら最悪ですよね…。これからお伝えする内容を実行して、スリに合わない状況を作っていきましょう!
目次
海外のスリ対策はカバンの管理と立ち回り!絶対に荷物を守る方法
海外ならどこで合うかも分からないスリ。スリは一般人にまぎれこんで、観光地に現れる観光客をターゲットにしています。特に日本人は警戒心が薄いので、狙われることが多いです。
わたしの友達も、ふと後ろに違和感を感じて振り返ったときに、自分のバックに手を突っ込んだ人と目が合い、ニヤニヤしながら逃げていったという経験を聞かされたことがあります。(怖…)
とはいえ、日本以外の国がすべて危険という訳ではありませんので安心して下さい。特に気を使うべき場所や、事前対策をおさえて、スリに合わないようにする方法を順にお伝えしていきます!
スリが起きる国や地域
そもそもスリはどういった場所で起こっているのでしょうか?
やや古いデータになりますが、スリが起きやすい国ランキングという物があります。
- 1位 バルセロナ(スペイン)
- 2位 ローマ(イタリア)
- 3位 プラハ(チェコ)
- 4位 マドリッド(スペイン)
- 5位 パリ(フランス)
- 6位 フィレンツェ(イタリア)
- 7位 ブエノスアイレス(アルゼンチン)
- 8位 アムステルダム(オランダ)
- 9位 アテネ(ギリシャ)
- 10位 ハノイ(ベトナム)
出展:マイナビニュース
パッと目を通すと気付かれた方も多いと思いますが、観光地や有名な土地が多いです。それだけ人が集まるので、そこを拠点にしているスリが多いということですね。
もちろん、これらの地域では特に警戒する必要がありますが、その場だけでスリが起こるという訳ではありません。まずはスリに目を付けられないように事前対策をしておきましょう。
スリ対策の事前準備
スリ対策には事前準備も大切です。
具体的には以下のような準備をしておく必要があります。
スリ対策の事前準備
- 持ち物は必要最低限に
- 後ろポケットに物を入れない
- チャックが閉まるカバンを用意
- 貴重品は服の下に仕込む
持ち物は必要最低限に
取られないことが一番ではありますが、取られると困る物をできるだけ減らすということも大切です。何をするかによって若干左右されますが、最低限必要な持ち物は財布と携帯だけです。
スられた時の対策として、財布のお金を分散して持ち歩く方法もありますが、取れる箇所が多くなった分、スリに会う確率が上がります。分けるとしても、最低限帰れる分のお金ぐらいにしておきましょう。
後ろポケットに物を入れない
ランチに行くサラリーマンのように、後ろポケットにでかい財布を突っ込むのはやめましょう(笑)取って下さいと言っているようなものですので、必ずカバンの中にしまって下さい。
ちなみに、横ポケットに入れているお金を取られることはまず無いでしょう。服の形状にもよりますが、後ろポケットより体に密接した位置にあり、取っても少額なのでスリとしてもデメリットの方が多いですね。
ふと思いましたが、ジャラジャラ鳴らしながら歩いてたらどうなんでしょう…(笑)お金を持ってそうな感じはあるので、寄っては来そうですが、ポケットではなく他の物に手を出してきそうです。
チャックが閉まるカバンを用意
口が開いたトートバッグのようなカバンは完全にアウトです。(持っていっても、ずっとカバンを前に抱っこした状態になります。)チャックの付いたカバンを体の前にかけて視界に入れておくのが、海外旅行で荷物を守ることにつながります。
個人的にスリ対策でおすすめなのは、ワンショルダーバッグですね!「え、チャック開けたらすぐ取れるじゃん」と思った方もいらっしゃるかと思います。しかし、最低限の荷物をしまえる程よい容量と、体の前に持ってきても邪魔にならないのが非常にいいです。(リュックはかなり邪魔になります)
鍵が付いたカバンなどもあるようですが、取り出しに面倒なので正直そこまでしなくてもいいと思いますね。
貴重品は服の下に仕込む
「持ち物を表面に出すことすら怖い」という方には、服の下に仕込んでおくという方法もあります。やや取り出しづらいですが、防犯グッズが販売されていますので、試してみてもよいかと思います。
スリ対策の立ち回り
「スリに合わないようにできる限りの準備をした!」という方に、スリを避ける立ち回りをお伝えしていきます。
注意するべきスポットは以下のようなところです。
注意するスポット
- 狭い通路
- 電車内
- 観光スポット前
- パフォーマー
- ホテルの部屋
前述しましたが、荷物を守る基本はカバンを前にして視界に入れておくことです。しかし、場合によっては気が緩んでカバンごと持って行かれる可能性があります。危険なポイントごと合わせた立ち回りをしていきましょう。
狭い通路
人との距離が密接になりやすいので、非常に危険です。暗い通路などはもう最悪ですので、カバンを抱きかかえるようにして歩きます。
立ち止まると危険なので、できるだけ早く歩いて抜けるようにしましょう。周りの人と目を合わせず、刺激しないようにするといいですね。
電車内
出入り口付近は人が行き交いやすいです。スリとしては接触しやすく、被害者を巻きやすくなるので注意が必要ですね。できる限り電車の奥(連結部分近く)に移動しましょう。
ここでもカバンは前です。じっくり物色しやすい場所ですので、立ったまま背中のカバンを見せるのは非常に危険です!
また、観光に疲れて椅子で寝ないように注意しましょう。地域によっては100%持ち物がなくなると言われています。
観光スポット前
「わぁーすごい!!」と観光地に気を取られた瞬間にスられます(笑)観光スポット前は、観光客の視線が一点に集中するので、スリは狙いやすい位置を分かった上で計画的に動いて来ます。不意打ちできるスポットでもあるので、注意しましょう。
観光スポットでできる対策は、とにかく気を取られすぎないことです。いつ持ち物を引っ張られてもいいように、カバンを前にかけた上で手に持っておく、やっぱりこれがベストです!
ここで問題になるのは、写真を撮るときですね。カバンから手を離したこの瞬間がもっとも気が緩むタイミングですので、できるだけ長く立ち止まらないようにしたいところです。
壁に背を付けた状態ですと、不意打ちできないのでスリも近寄りがたいです。落ち着いて写真を撮りたい時はそうして撮るか、同行している人に見張ってもらいましょう。
パフォーマー
観光地に行くとジャグラーやパントマイマーがいて、非常に注目を集めています。見ていてとても面白いのですが、スリとグルな場合があります(笑)
全員がそういう訳ではないのですが、注意するに越したことはありません。見たいときは、やっぱりカバンを前にして抱っこです。
ちなみに、スリとは別件ですが、勝手に写真を撮るとチップを要求されることがあるので注意しましょう。
ホテルの部屋
「ホテルに入ったら安心…」という訳ではありません。ホテル内にもスリはいますし、最悪の場合ホテルスタッフに取られる可能性があります(笑)
もっとも警戒すべきポイントは、荷物を置いて部屋を出る時です。
以外と知らない方もいますが、ホテルスタッフはベッドメイクや掃除のために、荷物がある部屋を自由に出入りすることができます。そこで、口の空いたスーツケースがあると…、後は分かりますよね(笑)
部屋の中は自分たちの領域だと思って安心せずに、スーツケースに鍵をかけて外出するようにしましょう。
まとめ
あらためて、しておくべき事前準備と注意するスポットをまとめます。
スリ対策の事前準備
- 持ち物は必要最低限に
- 後ろポケットに物を入れない
- チャックが閉まるカバンを用意
- 貴重品は服の下に仕込む
注意するスポット
- 狭い通路
- 電車内
- 観光スポット前
- パフォーマー
- ホテルの部屋
何度もお伝えしていますが、カバンを前にして手で持っておく、これが絶対防御の構えです。また、立ち止まると狙われやすくなるので、できるだけ歩き周りましょう。
わたしはこれらの事前準備や、注意すべきスポット・立ち回りを意識することで、色んな国を無事に観光することができています。意識しすぎて日本に帰ってきてもしばらくカバンを前にしていましたね(笑)
この記事が少しでも見てくださった方の参考になれば幸いです。