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WordPressでマルチサイト化して起きた問題と導入した感想!

こんにちはhamuwoです。

本記事でブログ100記事を達成しました!

 

しかし…

あらためてサイトを見ると、カテゴリー毎に回遊しづらく、ごちゃごちゃしている…

 

ということで、マルチサイト化してみました!

 

マルチサイト化した感想をまとめると、うーん…微妙です。(笑)

 

実際にマルチサイト化してみると、出来ると思っていたことが出来なかったり、簡単に移行できると聞いて、やってみたら手間がかかったりと、中々大変でした。

 

今回は、わたしがWordPressでマルチサイト化をして、起きた問題や微妙だと思った理由についてまとめていきます。

 

WordPressでマルチサイト化して起きた問題と導入した感想!

わたしの場合、「ゲーム」と「うさぎ」のカテゴリー記事が増えてきたので、その2つを分けて管理したいと考えました。

 

カテゴリー記事を別サイトに分けると、どのようなメリットがあるのか?

調べてみると、以下のような記述を多く見つけました。

カテゴリーでサイトを分けるメリット

  1. 回遊しやすくなる
  2. カテゴリーに合わせたブログデザインにできる

 

でも、マルチサイトって分裂したサイトの管理が面倒くさそうだし、ブログの設定をそれぞれやるのはしんどそう…。

 

そう思っていると、ネットには以下のような回答が多くあります。

マルチサイトについてネットの意見

  1. マルチサイト化してもプラグインは一括管理できる
  2. 記事の移行もプラグインを使えば簡単にできる

「なるほど、それなら調べながらやってみようかな」と思い立って、マルチサイト化を開始。

しかし、マルチサイト移行後に複数の問題に直面することになります。

 

WordPressのマルチサイト化で起きた問題や対応

マルチサイト化の手順は、複数のサイトに記載されているので割愛します。

今回のマルチサイト化は、下記の環境で行いました。

作業環境

  • サーバ:エックスサーバー
  • テーマ:AFFINGER5
  • ドメイン:サブドキュメント
  • 記事移行プラグイン:DeMomentSomTres Export
  • アフィリエイト:もしもアフィリエイト

その際に起きた問題や対応をまとめます。

 

1.プラグインの一括反映はできない

「マルチサイト化してもプラグインは一括反映ができる」と思っていましたが、実際はできないです。

 

マルチサイト化すると、サイトネットワーク管理という項目からプラグインの一括ONOFFが可能ですが、出来ることはそれだけで、同じ設定をする場合でもサイトごとに再設定する必要があります。

 

プラグインに関してのメリットは、サイトごとに再インストールする必要がないことだけです。

 

ONOFFってまとめる意味あるの…?と思ってしまうぐらい、意味を感じない機能ですね…。

 

2.元記事からの新記事への301リダイレクト設定が必要

記事の移行自体は簡単ですが、移行後にリダイレクトの設定が必要になります。

 

DeMomentSomTres Exportプラグインを使用して単純にコピーするだけだと、SEO評価を継承しないだけでなく、重複コンテンツとして見なされます。

 

そのため、元記事から新記事へ恒久的に移動するための、301リダイレクトを設定する必要があります。

 

エックスサーバーの場合は、下記の手順で簡単に設定ができます。

①ホームページタブの「サイト転送設定」を選択

 

②ドメイン選択画面で元記事があるドメインを選択

 

③リダイレクト設定追加タブから、元記事のアドレスと新記事のアドレスを記載して追加

この設定で移行が簡単に出来るのは確かですが、これを記事数分やる必要があります。

つらい…。

 

3.記事へ「<![CDATA[]]」(CDATAセクション)が自動的に記述される

「CDATA?何のことやら…」という方がほとんどだと思いますが、移行後の記事に謎の記述が入りました。

 

<![CDATA[ って何?と思い調べてみると、HTMLなどのマークアップ言語で、マークアップ用として指定された特定の記号(<>など)を文字として表示するためのものらしいです。

用途は分かった。でも何故?

 

CDATAセクションについて

同じような事例はあるようですが、原因は良く分かっていないようですね…。

 

とりあえず意味の無い文字列であり、そのまま出力されてしまっているので、Search Regexプラグインを使用して一括削除したり、各記事を確認して1つづつ消していく必要があります。

めんどくさ…。

 

4.もしもアフィリエイトのかんたんリンクが全て切れる

もしもアフィリエイトでかんたんリンクを作成して記事内に貼っていたのですが、リンクが全て切れ、文字列だけが出力される状態になりました。

 

元記事

 

移行後

 

もしもアフィリエイトを使用している場合、リンク作成する前にサイト登録してプロモーション提携しないといけないので当然ですね。(笑)

 

ですが、マルチサイト化の管理や記事の移転自体ばかり考えていたので、正直盲点でした。

 

全記事を確認して、再度リンクを作成して更新する必要があります。

しんど……。

 

もしもアフィリエイトだけでなく、その他アフィリエイトの記事移転についても注意が必要です。

 

マルチサイト化のメリット

問題ばかりまとめましたが、ここまでやってマルチサイト化が落ち着きました。

その後に感じた、マルチサイト化のメリットをまとめます。

マルチサイト化のメリット

  1. カテゴリーなどで分けてサイトを管理できる
  2. 独自ドメインを取得する必要がなく、安く複数サイトを運営できる
  3. 独自ドメインを取得したパターンと違い、WordPress・プラグイン・テーマの再インストールが不要

これまで散々こき下ろして来ましたが、マルチサイト化には、分けてサイトを管理できるという最低限の意味はあります。

 

また、複数サイトを運営するとき、独自ドメインを新しく取得する方法もありますが、マルチサイト化は導入時のコストがなく各インストールの手間がないのがメリットです。

 

ですが前述の通り、マルチサイト化したからといって、プラグインなどの一括反映などはできません。

 

管理上のメリットを強いて言うなら、サイトからサイトへのダッシュボード遷移が可能なことですが、ブックマーク登録すると独自ドメインでやる場合と変わりないですね。(笑)

 

JavaScriptなどで内部のプログラミングができるなら恩恵があるのかも…?

まだそこまでできないので分かりませんが、そう勘ぐってしまうぐらい導入後にはメリットを感じません。

 

まとめ

マルチサイトは「カテゴリーなどで分けてサイトを管理したい」という最低限の要求は満たせますが、プラグイン設定を一括反映できるなどの利便性はありません。

 

WordPress・プラグイン・テーマの再インストールが無いのは楽ですが、結局あとから個別に設定することになるので、独自ドメインを取得した流れと大きく変わりはないように感じます。

 

今回上げた問題は、どんな移行方法でも起こり得る可能性があるので、一概にマルチサイト化の問題とは言えないかもしれません。

 

しかし、思っていたよりもマルチサイト化にメリットが少なく、「微妙だな…」と感じたのが正直な感想ですね。(笑)

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